体験型観光リーダー養成講座

第4回 着地型旅行商品造成実践ワークショップ


現地視察会


 主   催 財団法人グリーンふるさと振興機構
 協   力 茨城県
 事業受託 株式会社JTB関東
  

 講師 有限会社LSプランニング 代表 長坂克巳

  期 日  2012年12月12日(水) 10:00〜

 場 所  財団法人グリーンふるさと振興機構 会議室


   本日の参加者は8名 

  日立市観光物産課大間地さん、農林水産課新井係長
  思い出浪漫館河西さん、
  ひたちいきいき百年塾会田さん、
  たかはら自然塾の栗原さん、樫村さん、石井さん
  グリーンふるさと振興機構 宮田参事
  
  
  9;45     サンピア日立 集合
  10:0010:20  渡助商店 シラス加工業者 見学
   
 小いわしをさばき、開く 。水が冷たく厳しい  晴れた日 3日間干す にぼしの出来上がり
 
 こちらでは、年数回の少人数の児童の体験を受入る程度で、定期的な受入はしていない。
 せっかく、日立市の農林水産課が予約してくれた受入候補でしたが、残念。

 出鼻をくじかれた感じでしたが、気を取り直して、次の予定場所、日立お魚センターへ
 
  10:5011:30  日立おさかなセンター

   地元の漁業組合・企業・水産加工組合・日立市等が出資の第三セクター会社
   マリンピア日立が運営

   ⇒ 魚のさばき、開き教室ができるか聞き取り
     
   
日立おさかなセンター 駐車場 2階にある加工場所
ここで、50人くらいの開き教室は可能 
   
 地元であがった近海ものがならぶ  魚のお店が並ぶ
 
 体験場所は何とか、使える・・・が
  さばき、開き、料理講習のインストラクターは、漁師のおかみさんたち・・・
  普段は、漁師のご主人の船に乗っているので、無理とか・・・・

 「ひたち生き生き百年塾」のメンバーに、指導できそうな人が加盟していた。
  会田さん、宮田さんとで、探して、説得してみることになりました。

 12:10〜12:40  夢ひたちファームなか里
 
  
 たかはら自然塾から30分。
 昼食場所とした場合、昼食の前後に立ち寄れる場所の候補地

 代表の梶山明子さんは、支援者の力を借りながら、この地にしっかり、足をすえ、
 バイタリティーあふれる活動をされています。

 県国道349号線沿いにピザ工房、広大な農地で季節ごとの野菜、米、古代米、
 ブルーベリー等々、いろいろな体験を主宰されいます。

 農業体験なら、何でも、いつでも大丈夫。
 大船に乗った、安心感が植えつけられました

 ここに行くだけで、梶山さんから元気がもらえます。
 
   
349号線沿いにあるピザ工房  ハウスツリーの場所などを説明する梶山さん 
   
夢ひたファームなか里 本部  本部にお招き頂き、おいしいリンゴを頂く 
 
本部屋内で 民宿も引き受けている  農園のひとつ 
   
サラダにもなる白菜 甘くておいしい  農園の説明を聞く、参加者の皆さん 
   
赤大根 これもサラダで  農園 
 13:10〜14:30  たかはら自然塾
 

  本日のメイン会場

 かじかの料理の試食

 たかはら自然塾の栗原会長を先頭に、茨城県と日立市がブランド化を目指している
 「かじか」を材料にした名物料理をどのようにデビューさせるかの構想を練った。

  知人の調理師のアドバイスを受け、「かじか柳川鍋」とした。
  今日のメインの「かじか柳川鍋」と一緒に、唐揚げ、甘露煮、塩焼きを試食!



 
 


たかはら自然塾 炭火でじっくり焼き上げた塩焼き
味・風味は川魚そのもの  うまい
   
かじかの唐揚げ 
かじかの味が分かりにくい、骨の工夫が・・ 
かじかの甘露煮 
甘からの味くじっくり煮込んである
  
苦心のオリジナル「かじか柳川鍋」 なかなかの味、かじかも一人6匹くらい使用 
   
かじか柳川鍋・けんちん汁そば  たかはら自然塾特製けんちん汁そば 
 
たかはら自然塾で、かじかのいろいろな料理とかじか柳川の鍋試食 
  かじかの養殖場
 
  食後は、たかはら自然塾の裏手にあるかじかの養殖場を見学

   自然界に生息する「かじか」は清流に住み、産卵後、稚魚となると海に下り、
 産卵期に遡上してくるという、養殖に3年携わっている管理者のお話には、び
 っくり。

 きれいな水が流れている所にしか生育できないとのことで、養殖場でも、当然、
 裏山からの湧き水を流し放しで取り込んでいる。 

 かじかの養殖場では絶滅品種指定の「無紋やまめ」も特別に飼育されています。
   
稚魚から  2年目 
   
3年目 そろそろ食膳に  12〜13pくらいなれば 
   
食べ頃です  お腹に卵が、膨れている 
 
 女子会用 プログラム

 時間が無く、急いで、たかはら自然塾を後にして、大子町に向かいました。

 日が陰り始めた、15時頃に永源寺に到着。
 お忙しいところ、檀家の方に境内をご案内して頂きました。
   仮称タイトル「パワースポット巡りとヘルシーランチ&ジャム作り」
  ★ 茨城県北 パワーポイント 一覧・地図
  パワースポット巡り 大子町 永源寺(紅葉寺) 
  
 
 久慈川越しに、水郡線の大子町駅を中心とした、大子町を臨む高台に位置している
 パワースポット。

 永源寺は、茨城県久慈郡大子町の曹洞宗寺院。本尊は釈迦如来。

 文安3年(1446)創建、1864年、天狗党の乱で寺の大半を焼失。
 現本堂は、1953年に再建され、後に鐘楼を建立。

 紅葉の見事な「もみじ寺」としても知られる。

  境内は檀家の皆さんが心をこめて掃除をしているので、清楚な感じがして気持ち
  が和んできます。

  お布施、賽銭は境内の灯籠、石像などにほとんどあてられているという。

  また、紅葉の頃に是非、来てみたいと思いました。

 
   
参道から大子町を臨む  参道から久慈川越しに大子町が 
   
 本堂入り口にある山門
境内の随所にある七福神の石像
 本堂にかけられていた
  お菓子の麻呂宇土  詳細:http://www.maroudo.net/

   女性たちには欠かせない、スイーツ。

   工場見学、試食&買物ができる。

   テレビ取材も来る、知る人ぞ知る有名店

  和洋様々なスイーツがずらり、しかも値段は手頃のモノばかり。

  国道線118号沿いにあって、浪漫館・永源寺に行き帰り、道すがら
  是非、立ち寄りたいお店です。


 ◇ ジャム作り体験場所とヘルシーメニュー昼食会場の浪漫館は休館のため視
   察ができませんでしたがこの日の行程ははここで修了。

   最後に、浪漫館のロビーをお借りして、自家製のアイスクリームとコーヒーを
   頂きながら、簡単な反省会。

  商品化の実現に向けて、次回、1月までにやり残したことを確認。

   今回の見学会では、たかはら自然塾の栗原会長はじめ、皆様のご尽力で、
  新たな、北茨城地区の名物料理の足かがりを作って頂いたことに、深く感謝
  申しあげます。


   
昼食場所  袋田 思い出浪漫館 本日のまとめの反省会
   
   
本日のまとめの反省会  本日のまとめの反省会 

   次回、第5回ワークショップの予定

  2013年1月30日 

   現地視察をした結果を踏まえて、行程、体験プログラム、食事内容
  料金、宣伝方法、セールス方法などを検討するよていです。

  最後の詰めで、現実と向かい合わないとならないため、修正の必要
  もで出来ますが、実現に向けて、前進してゆかなければなりません。

 
   @ シニア・一般向け 特産「かじか」を材料にした料理

      素材選びの最初に、シニア・一般向けの料理の検討の結果、
    
     他の地区には無い、素材として日立市の「たかはら自然塾」で取り組んで
    いる、養殖の「かじか」に注目。
    
    着旅型旅行商品の第一番目の候補地として、たかはら自然塾を活用して、
    かじか料理+αで商品化を検討してみることにしました。

  ● 宝探しの選択のポイント
 
 ◎ 日帰りの場合、滞在時間は昼食含めて、通常平均4時間以内
 ◇ 他地域より誇れる、アピールできる内容・形のもの
 ◇ 是非とも、紹介したい内容・形のもの

 ◇ 普段さりげなく、見過ごしている花、木、動物、昆虫、自然、産品、生活習慣、
    施設、名所、祭事、行事など、身の回りのもの、道ばたを見渡し、改めて地域
    以外の人の目で見直してみると、あたらしい発見につながるかも・・・・。

    @ ひょっとしたらあの食材を利用して名物料理が作れないか
    A 昔、使っていた道具、話をしていた伝統行事などの復活
    B ここは教えたくない穴場、是非、行く価値があるお勧めスポット
    C 昔から歴史を刻んできた、伝統産品・食・菓子
    D 隠れた匠の技 陶芸・工芸・木工
    E おばちゃん自慢の田舎料理、隠れグルメ

  ● 目指す客層

    @ シニア層
    A 家族連れ
    B 女子会

 
茨城県北 名産品 
   
 大子 りんご  那珂川 鮎  常陸牛  久慈そば
     
 巨峰 久慈鶏   納豆  北茨木市シラウオ
 

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   有限会社LSプランニング 代表 長坂克巳

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