第1回 大豆の種まきモニターツアー 同行記 |
第2回 そばの種まきモニターツアー同行記 |
第3回 そばの実取り・大豆収穫・竹筒ご飯モニターツアー同行記 |
そばの成長記録 種まきから収穫、実取り |
大豆の成長記録 種まきから・はざ掛けまで |
●藤野地区地図 |
『ふじの自産自消を楽しむ会』
2011年12月10日 開催
第4回 大豆実取り・新そば打ち・山菜の苗植え
モニターツアー写真記録
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快晴
今年一番の冷え込み。
作業内容が多いということで、9時に藤野駅に集合。
大日野原農園の大豆畑に行く坂道が凍っていて、滑る。
大豆畑、は24日ぶりだ
真ん中のはざ掛けしていた柱が倒れ、
昨日の雨で、充分、湿気ってしまった、
機械を使うほどの量ではないので、人海戦術で、実を取ることとした。
温かな日差しを浴びながら、一つ一つ、実を取り出し作業でした。
実が、ほとんどついていない、苗が3分の一くらいありました。
時間は、たっぷり3時間くらいかかり、終了は13:00頃になってしまいました。
集めてみると、収穫量は思った以上に、少なく、がっかり。
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大豆の実取り |
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はざ掛けをしてから24日目 |
隣の畑には白菜、チンゲンサイ・大根が |
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干した大豆 |
大豆の実取り、まさに人界戦術 |
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干した大豆の苗から、実落とし |
余り実がついておらず、収穫量は1s
くらいしかなく、豆腐2丁分がやっと |
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身が締まり甘い、大好評 収穫した大根、 |
畑の片隅の柚子の木から収穫 |
粉にして、豆腐作り挑戦する予定です。
この体験も楽しみです。
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今年は天候不順で、実がついていない苗が多かったため、収穫量は1sくらいがやっと。
1月予定している、豆腐作りもままならなりません。
気を取り直して、来年に期待したいものです。
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胸がときめく新そば打ち |
8月20日に種まきをし、台風の影響で、穂がみんな倒れ、収穫量が心配されたのですが
何と、製粉したら15s近い量となりました。
来年の種も確保できました。
めでたしめでたし。
いよいよ、本日、そのそば粉で、記念すべき新そば打ちとなりました。
そば粉は、殻ごと製粉したので、少々、黒めです。
そば粉7に対して、小麦3の割合で打つことに
先ず、水を入れる前に、粉をかき混ぜ、なじませます。
水、少しずつ入れ、玉が出来ねまで、かき混ぜます
団子状の玉をまとめて、力を入れて練りに入ります。
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種まきをしたらどうしても食べたいと
朝、出張先の大阪から直行して参加の大西夫妻 |
そば粉と小麦と混ぜ、こねる |
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力を入れて、練り |
練り |
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しっとり感が出たら、円錐状にして |
円錐を手で広げ、のし棒で均等に |
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手際が良い、永井さん。 さすが!! |
切り |
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そばは細めに切るのがコツ |
切ったたら、くっつかないように
打ち粉をまぶし、丁寧に並べる
左から永井さん、小川さん、小林会長 |
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完成品 柚子とネギの薬味を入れて賞味! やった〜 達成感はひとしおでした |
そば打ち終了が1430頃となりました。
ゆで時間約1分、水で冷やし、ざるの上に
薬味は刻んだ、取れたてネギと名物柚子の皮。
特別に炊いた、山菜炊き込みご飯と一緒に
早速、試食。
おいしい、おいしいのの声が、連発であがり。
新そばの味を噛みしめる。
まさに、自産自消。
感動
大満足の瞬間でした。
至福の時を味わいたいところでしたが、まだ、山菜の苗植えが残っていました。
日没が迫り、あわてて吉野農園に向けて出発
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山菜の苗植え |
藤野周辺の山には今でも、多くの山菜が自生しています。
でも、目にふれる場所も機会が激減してしまいました。
そこで、『ふじの自産自消を楽しむ会』自産自消農園で、復活に取り組む事として
今年から、スタートさせました。
ここの吉野農園で、育て、藤野の山に、一株ずつでも移植し、過去の自然を取り戻
したいと、願いを込めて、植え付けをしました。
来年から、収穫も可能となるようですが、2年くらいは、収穫しない方が、安定する
とのとこで、気長に、育て、見守りたいと考えています。
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植えたわらび |
わらびは繁殖力が強い。楽しみだ |
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たらの木 |
来年の春にはどこまで成長しているか |
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うど |
どんどん伸びてくれ |
小麦の成長記録 11月14日の種まきから25日目 |
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約10pくらいに成長 |
地元のプロいわく、「このまま、順調にい
くと、160sくらいは収穫できますよ」
え〜 本当ですか?
乞う ご期待!!!!! |
今年の2月から、『ふじの自産自消を楽しむ会』構想を立ち上げてから、そばの種まき
草取り、収穫、製粉、そば打ち、試食と目指してきた一サイクルが、ほぼ予定通りの結果
にたどりつけました。
ここまで達成できたのは、藤野を愛する、和田の里みちくさの会の小林会長はじめメン
バーの方々、相模原市藤野経済観光課の永井さん、マドンナ小川さん、藤野なつかし農
産品を保存する会の佐々木さん、会の運営委員の岩崎さん、地元でご協力を頂いた皆
様のご援助のたまものです。
また、会の運営を支持して下さった、会員の皆様の温かい、力強いご支援。
ここに、 地元の皆様と、会員の皆様との固い絆で結ばれた、コミニユテイが生まれた
のです。
まだまだ、反省、改善することが山積していますし、未知の分野もありますが、今年培
われたパワーをベースとして、いつまでも、継続していけるように、未来の夢を膨らませ、
実現できるように、全員で力を結集して、明るい、楽しい会を目指して行きます。
達成できた感動を、共有して頂ければ幸いです。
先ずは、藤野の自然と、受入される皆様との出会いのモニターツアーにお越しください。
また、別の日でもご視察・ご見学しいつでも、歓迎です。
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